Thursday, February 4, 2010

Paranormal Activity

噂が噂を呼び、近年では稀に見るアメリカン・ドリームを
成し遂げた映画、「Paranormal Activity」を見てきましたよ。


ストーリーはザックリ書くと新居に引っ越したカップルを
「Paranormal Activity(超常現象)」が襲う、という
ありがちなモキュメンタリー。ではこの映画、何がそんなに話題か?
まず1つはその低予算っぷり。制作総費用が100万円とちょっと。
そんな映画が映画祭を皮切りに、本国での少数館上映から、
クチコミで話題になり、上映館を増やしつつ、遂には興行収入
一位にまでなったことで、ホラー愛好家やら耳のいい人の間では
話題になっていた。

それに加え、ドリームワークスがこの映画の権利を買取ったのに
本編の出来が良すぎてリメイクを断念し、そのままの状態で
公開に踏み切った。そんな逸話が後を絶たないこの映画。

この手の映画は殊更ネタバレはまずいと思うので、何も書かない
ことにする。ただ、単純に感想だけを言うと、とても面白い。
先にも書いた通り、ストーリー云々な映画ではないので、
割と淡々としているけど、その実、ある程度最初の時点から
ラストまでずっと恐怖に怯えながら見ることになる。


こんな映画、ホラーでも滅多にない。これは間違いなく
アイデアの素晴らしさによるところだ。

終いには、映画というよりもアトラクション的な感じすら
受ける。そのアイデアに関心するだけでも十分価値はあると思う。

No comments:

Post a Comment