Wednesday, December 30, 2015

10 Best Movies Of 2015 + more

カレーと併せて毎年の備忘録ついでの映画の至極個人的ベスト10本。今年はなんとか
120本ちょっと。結構順調だなー、と思ってたら11月、12月でそんなに観たいのがない
+転職のゲッソリ(してない)でペースダウン。

マッドマックス 怒りのデス・ロード


シェフ 三ツ星フードトラック始めました

Mommy

アントマン

ナイトクローラー

ワイルド・スピード SKY MISSION

アメリカン・ドリーマー 理想の代償


はじまりのうた


ジョン・ウィック

クリード チャンプを継ぐ男


の10本。去年の「百円の恋」に続き駆け込み入った「クリード」のおかげで、残念ながら漏れたのはまたしても今年唯一のコメディ「おバカンス家族」でした。



今年ほど1位を決めることが楽な年もなかった「マッドマックス」、これ以外の
選択肢は見つからず。別に捻る必要もなし。

去年のベスト1〜2に近い形で「シェフ」が次点。
・出てくる飯が全部美味そう
・かかる曲が全部最高
この2点がツボとしての決定打なんだけど、内容に対してあんなに世の中うまくいかないってのも
ごもっとも。なんだけど、監督 / 主演のジョン/ファブローの自伝的な感じで捉えるとあまりにもグッとくる。
ラストの和解はファブロー自身の理想なんだろうな…と勘ぐらせる。

「Mommy」はドラン的実験にドはまりして”Wonderwall”であやうくガッツポーズしそうになるくらいだったので。
映画としても素晴らしかったし、何より3人の演者がとても良い。我らがポール・ラッドを一躍スターダムに
のし上げ(本国だととっくからなんだろうけど)、マーベル史上最高傑作だと思う「アントマン」、
本国にだいぶ遅れて公開になった「ナイトクローラー」はジェイクの「あー、いるいる」っていう共感と
その事実の怖さ。ギョロ目の面目躍如。「ワイスピ7」は笑って、滾って、泣く。2度目も然り。

長編デビューから僅か4年で過去作は「マージン・コール」「オール・イズ・ロスト」たったの2本。その2本共に
面白かったJ.C.チャンダーの3本目が、とても3本目とは思えぬ渋さ。80年代NYの成り上がりの背景がこの上なく
渋い感じで堪能できる。カーチェイスまで渋い。各界絶賛の「はじまりのうた」はいつまでたってもピンとこない
キーラにはじめてピンときたことが収穫。好きな方は監督ジョン・カーニーの前作「ONCE」も是非。同じくらい
素晴らしい。因みに、この後アダム・レヴィーンとヘイリー・スタインフェルドは「ピッチ・パーフェクト2」で
再度(擬似?)共演。設定と全てが最高で、それに十分にキアヌが応える「ジョン・ウィック」、
駆け込みランク入りの「クリード」で10本。

例年通りあれも良かった、これも良かったなので次点の10本も。
「ジュラシック・ワールド」
「Fox Catcher」
「クーデター」
「フレンチアルプスで起きたこと」
「激戦 ハート・オブ・ファイト」
「ベテラン」
「きみはいい子」
「ハッピーエンドが書けるまで」
「The Visit」
「ピッチ・パーフェクト 2」

ノーチェックだった「クーデター」と「ベテラン」が大当たりだったのと、
1がハードル上げすぎてそこまででもなかった「ピッチ・パーフェクト 2」が
予算と共にクオリティが上がりまくっていたこと、リリー・コリンズ効果で
「ハッピーエンド〜」が劇場で観れたこと、辺りが大きな収穫。

DVDスルーは時間がないので割愛。

10 Best Curry Of 2015 + more

今年もやめるやめる詐欺として立派に選んでみました年間カレーベスト2015。
例によって新規訪問店のみ。これまでのやめるやめる詐欺は以下

去年と変わらず初めて行った店が50件台で、結局リピートの方が数多い。のと、仕事が変わった関係で出先で
ランチを食うことが減りそうなので、例年通り今年もやめるやめる言っておきます。取り敢えず以下10件がそれです。

TEL:03-3739-0007
東京都大田区蒲田5-12-12 アーヴェストホテル 蒲田東口 1F
営業時間:6:00~14:30
定休日:無休
TEL:0425-73-1788
東京都国分寺市富士本1-22-3 国分寺ヴィレッジ富士本 102
営業時間:11:30~14:30 / 17:30~21:30(火曜のみ)
定休日:不定休
TEL:03-6659-3739
東京都墨田区江東橋3-6-9 1F
営業時間:19:00頃~翌朝4:00頃
定休日:日曜日
TEL:03-6284-1711
東京都墨田区錦糸2-6-11
営業時間:11:00~15:00(L.O.14:30) / Dinner・17:00~22:00(L.O.21:30)
定休日:火曜
TEL:03-3545-5108 
東京都中央区築地4-10-7 夕月ビル 2F
営業時間:(月〜金)10:00~15:00 /(土・日・祝)8:00〜15:00
定休日:不定休
TEL:03-5875-9644
東京都江東区三好3-11-8 三好3丁目ビル 1F
営業時間:11:00~14:30 / 17:30~22:30(L.O.22:00)
定休日:無休
TEL:046-205-2508
神奈川県大和市林間2-22-19
営業時間:11:30~14:00 / 18:00~21:00(火〜木)11:30~14:00 / 18:00~22:30(金・土)11:30~14:00(日)
定休日:月曜・祝日
TEL:080-4086-8631
東京都新宿区百人町2-10-8 新大久保イニシャルビルANNEX 1F
営業時間:12:00~23:00
定休日:無休
TEL:03-6912-1867
東京都豊島区巣鴨1-36-6
営業時間:11:00~15:00(14:30LO)/ 17:00~23:00(LO)
定休日:第1・第3火曜日
TEL:03-3336-6566
東京都杉並区高円寺北3-22-8 大一市場 1F
営業時間:17:00~翌2:00(月〜金)14:00~翌2:00(土・日)
定休日:無休


今年もざっくり降順に近い順不同。

・ファンに惜しまれつつも諸事情で間借りスタイルの「ディラーニさんのスリランカカレー」が閉店して早2年。なんと蒲田で、ホテルのビュッフェで、監修という形で戻ってきたディラーニ母さんの絶品スリランカ・ビュッフェ「アーユルヴェーダキッチン・ディデアン」。スマートなホテルのビュッフェなので随分スタイリッシュになったけど、クオリティは変わらず。

・国立の「何もない方」を出て国分寺方面に坂を登ったところにポツンとあるカフェ「MOROGORO」さんの定休日?の火曜のみ店が開く「ダバ☆クニタチ」。少し創作の入った、なかなかお目にかかれない南インド料理がミールスに。予約が必要なことも多そうだし、週一だしハードル高め。

・最近じゃ各メディアまであの4〜5席しかないカウンターに突撃しはじめた「アジア・カレーハウス」。昨年のその衝撃から今度は目と鼻の先に同じバングラデシュの別地方のカレーをほぼ同じスタイル(メニューなし/定食状態で1000円ちょい)で出す「クシ」が出現。同じく錦糸町の少しガラのいいサイドである北口にはレジェンド、ヴェヌゴパールさん待望の個人店(「Spice Cafe」との関係性や出身店などは各自gしてください)も出来て、錦糸町、間違いなく東京のカレー極地。

・元店舗から移転直前に偶然行ったら、かの「M’s Curry」のポークみたいなカレーが出てきてエモにされた「東印度カレー商会」。わかる人にはわかる、あの角煮がかなり近い感じで入ってます。カレー自体も比較的近いと思う。

・「ブルーボトル」入ったことないですが、「ニルワナム」→「アムダスラビー」(↑のヴェヌゴパールさんも経由してます)を経由したシェフがオープンさせた「ナンディニ」のためなら、仮に徒歩10分オーバーでも行きます。「さすがニルワナム経由だけあって、あら、いいお値段」と思いつつミールス(要予約)を頼んだら、全然値段以上のブツが出てきて、苦しいながらも孤軍奮闘したほろ苦い思い出も。最近はお通し的にお子様セットみたいなカップに入った味噌スープがサービスされるようです。

・そのほか、中央林間駅から更に徒歩で15〜20分という僻地 OF 僻地で関西方面の某店が火をつけたことでもお馴染みのスリランカプレートが食える「Cinnamon Garden」や、錦糸町と一、二を争うdopeスポットにして、カレースポット、大久保。「ソルティカージャガル」や「ソルマリ」、割りと古参の「モモ」など新旧美味いカレーを食わせる店がワラワラとありますが、中でも超ミニマルなビジュアルの絶品ビリヤニを食わせる「Nasco Food Court」が最高。マトンもいいけど、骨付きのモモのデカいのが米の中で息を潜めてるチキン・ビリヤニがすごい。一昨年?の帰国ショックが尾をひいていたら、池袋から巣鴨に河岸をうつして再来日していたプルジャ母さんの「プルジャーダイニング」、高円寺のワインバルでストゥブで炊いたビリヤニや、ポークビンダルー辺りの旬なインド料理が食える「くじら」という10軒。

次点で、ようやく行けた成増の「サプナ」や、週替りで各地方のミールスやプレートを食わせてくれる「Kalpasi」、
絶品ユッケでお馴染み「Cosotto」の横にオープンし、味もさることながら素晴らしいビジュアルのプレートが食える「Indian Canteen AMI」辺りが印象的でした。

ついでに、書こう書こうと思いつつ書けていないものの、秋口に出張で行った茨城のカレー屋が全て素晴らしく、それについては16年のうちのどこかで書くかもしれません。